分裂状態となっていたパレスチナ自治政府の主体「ファタハ」と、ガザ地区を実質支配しているイスラム原理主義組織「ハマス」が、和解に向け、一歩を踏み出しました。
ロイター通信などによりますと、ファタハとハマスの代表団がエジプト・カイロで27日に協議を行い、両者が参加する統一政府を樹立し、新たな議会選挙を行うことなどで原則合意したということです。
ヨルダン川西岸を統治し、パレスチナ自治政府の主体となっているファタハと、非合法の軍事部門を持ち、ガザ地区を実質支配するハマスは、2006年に行われたパレスチナ自治評議会選挙の結果をめぐり対立。武力衝突も発生し、パレスチナは分裂状態となっていました。
パレスチナ問題をめぐっては、イスラエルとパレスチナ自治政府による直接和平交渉が去年9月に再開されましたが、イスラエルが入植活動を再開したため、すぐに中断。交渉再開のメドが立たないことなどから、今度はパレスチナ国家樹立に向け、自治政府のアッバス議長がハマスに和解を呼びかけ、第一歩を踏み出したものです。これに対し、中東の衛星メディア「アルジャジーラ」によりますと、イスラエルのネタニヤフ首相はパレスチナ自治政府に対し、「和平の為にイスラエルとハマスのどちらを選ぶのか」との声明を発表しています。
一方、ファタハとハマスが和解に原則合意したことに対し、アメリカ政府は「パレスチナの和解は平和を促進する限りにおいて歓迎だ」としながらも、「ハマスはテロ組織だ」と冷ややかに反応しています。これはホワイトハウスの安全保障担当報道官が述べたもので、「いかなるパレスチナ政府も和平合意を受け入れ、暴力を否定し、イスラエルが生存する権利を認めなければならない」と警戒感をあらわにしました。(28日07:38)
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