韓国のプサンの実弾射撃場で日本人を含む10人が死亡した火災で、警察は、射撃の際に生じる火薬の残留物が何らかの理由で燃え上がり、爆発を起こした可能性が高いとみています。
プサン市の射撃場で14日に起きた火災では、10人が死亡、6人がけがをし、現地の警察は日本人の死者を7人と発表しています。
火災の原因について警察は、射撃の際に生じる火薬の残留物が何らかの理由で燃え上がり、爆発を起こした可能性が高いとみています。
この火災では、負傷者を含め、複数の人が「ボン」という爆発音を聞いたと証言しています。このため、警察は、17日午後に予定している現場検証で、床に落ちている火薬の残留物を採取し、爆発が起きるあらゆる可能性について検証するとしています。
一方、プサン市内の病院では、17日朝から、重度のやけどを負い入院中の笠原勝さんが皮膚の移植手術を受けています。韓国政府は、11人の日本人が火災に巻き込まれたことを重く見て、捜査本部を現地の警察署からプサン地方警察庁に移し、ソウルからも捜査員を派遣することを決めました。(17日11:18)
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