衆議院選挙の前哨戦として注目される東京都議会議員選挙が３日、告示されました。各党の党首が街頭に立ち、有権者に支持を訴えました。
「皆さん方のためになるか、この一点をぜひ皆さん方にご理解を頂いて選んで頂ければと思います。その先頭に立って麻生太郎、戦う覚悟です」（自民党麻生太郎総裁）
「皆さんおひとりおひとりの１票で東京を変え、日本を変えようではありませんか、皆さん」（民主党鳩山由紀夫代表）
「『仕事をしろよ』というのが私は東京都民の願いだと思っています。応えられるのは公明党」（公明党太田昭宏代表）
「自民か民主かではありません。自公民オール与党か、日本共産党か、これこそ本当の対決軸」（共産党志位和夫委員長）
「国政政党だけではダメだということ、ぜひ皆さんにも知って頂きたい」（東京・生活者ネット山口文江代表）
「皆さん、都議会に社民党が必要です。どんなことがあっても都議会に社民党の議席を作りたい」（社民党福島みずほ党首）
３日は、朝８時半から都内４２選挙区の選挙管理委員会で立候補の受付が行われていて、世田谷区の会場でも候補者の代理人らが次々と受付を済ませました。
都議会の定数は１２７で午前９時半までに２１９人が立候補の届け出を行いました。
現在、与党の自民・公明が７０議席を占めていますが、この過半数を維持できるかが焦点となっています。また、国政選挙の前哨戦と位置づける民主党が第１党を取れるかにも注目が集まっています。
投票日は１２日の日曜日で即日開票され、夜遅くに結果が出る見通しです。（03日11:32）
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