臓器移植法の改正をめぐり、２日、参院の厚生労働委員会で、衆院を通過したＡ案と参院の野党有志が提出した対案について、参
考人質疑が行われています。
臓器移植法改正をめぐっては、衆院を通過した「脳死を人の死とすることを前提する」Ａ案に対して、「提供のときのみ脳死を
人の死とする」現行法を維持しながら、子どもの臓器提供については「子ども脳死臨調」を設置して、１年をメドに審議するとい
う対案が提出されています。
２日、参院の厚労委員会では参考人質疑が行われ、午前の審議では、参考人の日弁連・人権擁護委員会の加藤高志氏が、Ａ案につ
いて脳死は人の死という社会的合意はないと指摘しました。
「子どもの場合、長期脳死という状態があるとの報告がなされるようになり、一層、脳死が人の死と言えるのか、社会全体が合
意、了解しているかが問われねばならない」（Ａ案反対、日弁連人権擁護委員会・加藤高志氏）
また、移植を待つ患者の立場から、日本移植者協議会の大久保通方理事長が次のように訴えました。
「大人も子どもも救わなければならない。それに応えうるのはＡ案しかない。ぜひ、Ａ案を修正せず可決していただきたい」（
Ａ案賛成、日本移植者協議会・大久保通方理事長）
改正案は衆院の解散前に採決を行わないと廃案となりますが、採決の日程や方法についてはまだ決まっていません。（02日11:18
）以上是日本留学网https://riben.m.liuxue86.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《[日语学习网]政治:臓器移植法改正案、参院で参考人質疑》文章，恭祝大家考试顺利通过！