自民・公明の2人の幹事長は15日、北京を訪れて中国共産党の幹部らと会談、チベット自治区の問題などを話し合いました。
与党幹事長が訪中した大きな目的は、来月6日に予定されている胡錦濤国家主席の日本訪問の「地ならし」をすることにあります。
「単に2国間の問題だけではなく、アジアの、そして世界のために重要な話ができる場として(胡锦涛訪日を)成功に導きたい」(自民党・伊吹文明幹事長)
自民党の伊吹幹事長と公明党の北側幹事長は、中国共産党の王家瑞対外連絡部長と会談し、「日中間には中国製冷凍ギョーザの問題など、棘のようなものがあるが、胡锦涛の訪日はいい雰囲気で迎えたい」と伝えました。
またチベット自治区の問題については、中国側に一層の情報開示などを求めましたが、中国側からは、「チベット問題とオリンピックは別だが、これを結び付けようと策動する人がいる」などと説明があったということです。
また、公明党からオリンピックの期間中に羽田と北京の直行便の運行を提言したところ、王氏は「共に努力しましょう」と、前向きな姿勢を示したということです。
2人の幹事長は16日、胡錦濤国家主席と会談し、福田総理から託された親書を手渡すとともに、日中間の懸案事項についても意見交換を行うことにしています。(16日03:42)
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[日语学习网]政治:与党幹事長、中国共産党首脳らと会談
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