8年前、東京女子医大病院で、心臓手術を受けた少女が死亡した事故の控訴審で、東京高裁は業務上過失致死の罪に問われ、1審で無罪判決を受けた医師に対して、再び無罪を言い渡しました。 この事故は2001年3月、東京女子医大病院で、心臓手術を受けた当時12歳の平柳明香さんが人工心肺装置のトラブルで死亡したとして、装置を担当した医師の佐藤一樹被告が業務上過失致死の罪に問われたものです。 1審の東京地裁は無罪判決を言い渡し、検察側が控訴していました。 27日の判決で、東京高裁は「装置のトラブルで死亡したと認めるには、なお合理的な疑いが残り、死亡との因果関係はない」として、検察側の控訴を退け佐藤被告に1審と同じく無罪の判決を言い渡しました。(27日15:33)
『日语学习』社会:東京女子医大少女死亡、2審も無罪
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