落選の千葉法相、首相の慰留受け入れも政界引退へ
千葉景子法相は13日午前、首相官邸で菅直人首相と会談し、自身が参院選で落選したことを受け辞意を伝えた。これに対し、首相は「節目まで継続してもらいたい」として、当面の間法相に留任するよう要請。千葉氏はこれを受け入れた。落選した現職閣僚がそのまま閣僚を続けるのは異例だ。
会談で、首相は千葉氏の留任期間について「そんなにずっと長い期間ということにはならない」と述べ、9月に行われる民主党代表選後に内閣改造を行う方針を示唆した。
千葉氏は同日昼の記者会見で「政策の実現に向けて取り組んできたので、それをより前に進めて道筋をつける」と強調した。ただ、自身の今後の政治活動については「私は1つの区切りだと考えている」と述べ、政界引退する意向を示した。
实用单词解析:
◆落選(らくせん):[名·自サ](选举)落选;没有(挑)选上。
◆慰留(いりゅう):[名·他サ]慰留;挽留。
◆道筋(みちすじ):[名](通过的)道路;路线;道理;条理(同すじみち)。
落選確実となり、報道陣の質問に応える千葉景子氏(左)