来年12月にロシアの宇宙船「ソユーズ」で国際宇宙ステーションに向かう日本人宇宙飛行士の野口聡一さん(43)が、宇宙科学における日本とロシアの協力に向けた抱負を語りました。 「宇宙分野での(日ロの)協力もどんどん進んでいくと期待しているので、微力ながら日本とロシアの懸け橋になればと思いながら訓練を続けています」(宇宙飛行士野口聡一さん) 来年12月から6か月間の長期滞在を予定している野口さんは、日本人飛行士としては初めてロシアのソユーズに搭乗して宇宙ステーションに向かいます。 野口さんはソユーズの操縦訓練など、これまで2年にわたってロシアでの訓練を積んできました。 アメリカのスペースシャトルは2010年から11年にかけて退役が予定されており、後継の宇宙船が開発されるまではロシアのソユーズが宇宙と地球を結ぶ唯一の交通手段となります。 世界で初めて有人宇宙船を打ち上げたロシアの技術に何の不安も抱いていないという野口さん。宇宙滞在中に設けられた休日にはテレビ電話やパソコンを使っての日本との交流。さらに、宇宙食のロシア料理が楽しみといいます。 「1年後、カザフスタン・バイコヌール(宇宙基地)のかつてのガガーリンと同じ発射台から、宇宙に行くのは本当にワクワクしてます」(宇宙飛行士野口聡一さん) (08日09:49)
[日语学习网]国际:野口飛行士が抱負「日ロの懸け橋に」
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