福岡県古賀市の山中で、闘犬用の土佐犬９０頭が無届けで飼育されていたことが分かり、県などは飼い主に対し狂犬病予防法に基く指導を行いました。
闘犬用の土佐犬９０頭が無届けで飼われていたのは福岡県古賀市の山中にある２つの施設です。このうち１か所では会社経営の男性が、およそ７０頭の土佐犬をオリの中や屋外でワイヤーにつないで飼育していて、中には体長１メートル、体重７０キロを超えるものもいるということです。
また、この施設から程近い民家の跡でも別の飼い主が土佐犬２０頭を飼育していました。
飼い主は２人とも闘犬の愛好家で、大会に出すために飼っていたということです。
いずれも狂犬病予防法に基づく届け出を保健所に出しておらず、予防注射を受けさせたかどうかも確認できていません。
県や市は飼い主に対し適正に管理するよう行政指導を行い、７０頭を飼育していた男性は「今後は指導に従う」と話しているということです。(23日11:35)
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