民主党の新政権誕生に向けた人事が最終局面に入っています。民主党は、都内のホテルで両院議員総会を開き、党役員人事などを決定した後、鳩山代表が閣僚候補にポストを内示することにしています。
両院議員総会には新しく当選した議員を含む、およそ４００人が出席します。そして、小沢代表代行の幹事長就任を正式決定する予定です。
党の役員人事では、輿石参議員会長の続投が既に内定していますが、そのほかの人事については、午前の常任幹事会で一任を受けた鳩山代表が、閣僚人事と合わせて決めることになります。
両院議員総会の後、鳩山代表は直ちに新内閣の人事に着手し、１５日夜中に閣僚候補にポストを内示することにしています。
閣僚人事では、これまでに社民党の福島党首が消費者行政、少子化対策などの兼務の大臣に内定しました。また、防衛大臣への起用が有力視されていた国民新党の亀井代表は一転、郵政問題兼金融担当大臣への起用が内定しました。
また、新たに設ける行政刷新会議の担当大臣には、長妻政調会長代理が有力となり、経済産業大臣に直嶋政調会長、総務大臣に原口一博議員の起用が有力となっています。さらに、仙谷元政調会長、川端副代表、前原副代表の入閣も確実となっています。
鳩山代表は、１５日中に新政権の人事を固めることにしています。（15日16:20）
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