[日语学习网]社会:主婦と象印元副社長の殺害認める供述

男の全面自供で２つの事件がつながりました。大阪府堺市で起きた主婦失踪事件と象印マホービンの元副社長殺害事件。逮捕されていた男が殺害を認め、供述どおり山中で主婦とみられる遺体の一部が見つかりました。
逮捕から１週間、事件は全容解明に大きく動きました。つながる２つの事件。背景には何があったのでしょうか。先月５日、大阪府堺市で歯科医師の妻、田村武子さん（６７）が行方不明となった事件。警察は翌日、田村さんの口座から現金５万円を引き出したとして、西口宗宏容疑者（５０）を窃盗の疑いで逮捕しました。
当初は関与を否定していた西口容疑者ですが、最近になって河内長野市の滝畑ダム周辺の山中に遺体を捨てたことを認める供述を始めたといいます。そこで、本人立ち会いのもと周辺を捜索した結果、山の地表から多数の骨のかけらが見つかりました。
さらに、西口容疑者は今月１日に象印マホービンの元副社長、尾崎宗秀さん（８４）が殺害された事件についても、１３日夜になって関与を認め始めたといいます。尾崎さんの亡くなった日には、西口容疑者とよく似た男が尾崎さんの自宅からおよそ１．５キロ離れた農協のＡＴＭで、金を引き出そうとする様子が防犯カメラに映っていました。
１４日夜、西口容疑者と接見した弁護士は・・・。
「元気ですとは言えませんが、体調は悪いということではない。（取り調べに疲れている様子は？）もちろんそれは疲れてますよ」（西口容疑者と接見した弁護士）
警察は連続強盗殺人事件とみて、殺害の手口や動機などについて追及する方針です。（14日22:45）

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